時に、白い砂浜の波打ち際に立ってみると、寄せては返す波の繰り返しに、やがて潮の満ち引きにも少しずつ違いがあることに気が付きます。それはあたかも人がそれぞれ持ち合わせた個性や生き方のようでもあります。
    「なぎさ」は、訪れる1人ひとりのクオリティオブライフを願って設立された施設です。病院の治療環境とは違うアットホームな生活空間の中で、人と人との触れ合いを通じて忘れかけていた自分を取り戻し、社会生活に適応する健康と力を養っていただく場所です。
    そう、ここは、自立への道と、生きがいある人生を歩いていくための通過地です。
    私たちは明日に向かって歩こうとしている皆さんの、ほんの少しの道案内をさせていただきます。
  
施設概要
  自立訓練事業所「なぎさ」の理念
施設の特色
- 1.当施設では、利用者の人格を何よりも尊重しています。そのために、1人ひとりの個性を見極めた上での指導助言等を行っています。
 - 2.入居者同士、地域との交流を深めるために、季節に応じた様々な行事を行います。
 - 3.簡単な作業や労働によって、社会への順応性と自立心を養います。
 - 4.なぎさの前は風光明媚な入り江になっていますので、自然と親しみながら心身のバランスをはかることができます。
 - 5.ご家族の皆さんの相談も受け付けております。
 
事業内容
自立訓練(生活訓練)事業
      宿泊型自立訓練事業
    
宿泊型自立訓練事業
・入院治療の必要はない程度で、定期的に通院できる方
      ・社会復帰や独立した日常生活についてのリハビリ・訓練を希望されている方
      ・主治医の許可が得られる方
      ・市町村より利用認定された方
      ・共同生活が可能な方
    
自立訓練(生活訓練)事業
- 1.社会復帰や独立した日常生活についてのリハビリ・訓練を希望されている方
 - 2.市町村より利用認定された方
 - 3.当施設へ通うことができる方
 
利用期間
原則として2年以内です。
      ただし、長期入院や、訓練に長期を必要とする場合などは、市町村の認定により、3年の利用期間が定められます。
    
社会復帰のための訓練内容
・基本的な生活技術の習得
      ・入所者、職員を含めた円滑な対人関係の確立
      ・通院等、病気や服薬に関すること
      ・家族関係の調整
      ・社会資源利用に関すること
      ・金銭管理に関すること
      ・就労に関すること
      ・退所後のこと
       など、各自の希望や能力に応じて、訓練内容を選択します。
      
    
生活支援員の業務内容
      外来患者様・入院患者様、また、ご家族を対象に、医師等、
      関係者との連携をはかりつつ、
      
      ◆直接援助
       受診援助・入院援助・退院援助・療養上の問題調整、経済問題調整、就労問題援助、
       住宅問題援助、家族問題調整、日常生活援助、心理情緒的援助、
       医療における人権擁護、精神科リハビリテーション
      
      ◆間接援助
       デイケア、ソーシャルクラブ、患者会や家族会等の支援
      
      ◆地域活動
       精神保健・医療福祉普及活動、近隣問題関係調整
      
      ◆その他関連業務
       社会資源開拓、クライエント処遇会議、研修、研究、学会活動、ボランティア調整、
       後継者育成
どんな職員がいるの?
管理者(施設長)・サービス管理責任者・地域移行支援員・生活支援員(精神保健福祉士及び社会福祉士含む)の職員 
  
  
  
  
  
  